「智匯玉湖・フルチェーンエンパワーメント」。4月8日、玉湖冷鏈（広州）交易センターが盛んにオープンした。この第14次五カ年計画期間中に広東省の重点プロジェクトが正式に運営を開始し、中国のコールドチェーンの新たなベンチマークとなった。出店者の代表や金融機関、サプライチェーン提携企業など約2700人が入園し、見学や商談を行い、歴史的な瞬間を見守った。

　　コールドチェーンの旗艦が出帆

　　サプライチェーン取引サービスの革新

　　パークは一連の開業活動を入念に計画し、サプライチェーンサービス、物流サービス、オークションサービス、会員サービスなどのオンライン・オフライン一体型取引サービスを中心に展開し、訪問者に全面的で深い体験を提供している。オープン当日、1000人余りを収容できるコンベンションセンターで初のオークションイベントが開催され、北欧サーモン専門会場、オーストラリアのロブスター専門会場、欧米の魚介類専門会場などのオークションが設けられ、多くのゲストがオンラインオークションに参加して体験した。

　　「海外のサプライヤーとつながるのは、初めての体験だ」と入札に参加したマーチャントは語った。玉湖コールドチェーンは国際的に先進的なオークションモデルを率先して導入し、パーク内に高規格のオークションホールを配置した。

　　特筆すべきは、玉湖コールドチェーンには、国際冷凍品取引エリア、倉庫貿易一体化取引エリア、寝台取引エリア、革新的な取引プラスエリアなど、豊富な取引業態が備わっていることだ。うち、交易加持区の電子商取引とインキュベーション基地は、ライブ配信、玉湖交易文化、オンライン取引などの新型業務モデルを融合し、大湾区により便利で効率的なサプライチェーンサービスを提供する。

　　現在までに、玉湖コールドチェーン（広州）取引センターの取引エリアの契約率は100%近く、コールドチェーン食品業界のすべての主流製品類の目的をカバーする400余りのリーディングカンパニーがすでにパークに入居し、玉湖コールドチェーンの便利で効率的なワンストップ式サービスを享受しており、各分野の年間取引額が20億以上のリーディングカンパニーも少なくない。

　　高レベルのコールドチェーン・キャンパスの構築

　　オンライン・オフライン取引サービスのエンパワメント

　　玉湖コールドチェーン（広州）交易センターの建筑面積は38.5万平方メートル、貯水量は12.4万トンに達し、粤港澳大湾区の大型空と鉄のダブルハブ所在地である広州市花都区に位置する。同パークには10万トン以上級の冷蔵倉庫とスマート物流発送センターが配備され、国際的な高い基準に厳格に則って単階高架倉庫、多温区ビル倉庫、全自動立体倉庫の3タイプを含む計5基の冷蔵倉庫が建設され、常温エリアからマイナス60度までの全温エリアをカバーできる。冷凍庫内には各種IoT設備が設置され、玉湖スマート物流管理システムと9万平方メートルを超える、パーク全体をカバーする地下積み替えシステムが搭載されており、人・貨物・車の秩序立った分流を真に実現し、コールドチェーン製品輸送の全過程の温度コントロールが絶えずチェーンされていることを保証している。

　　玉湖コールドチェーン（広州）取引センターは率先してコールドチェーン食品業界の新品質生産力の青写真を描き、実践に移した。玉湖コールドチェーン（広州）交易センターは機能別に交易区、冷蔵庫区、付帯区の3大エリアに区分され、現在業界内の業態機能が最も完備し、施設・設備が最も先進的なコールドチェーン食品交易パークとなっている。ワンストップ式の国内外のソースからの代理採取、オンライン・オフライン一体化取引サービス、全チェーン革新金融支援、倉庫・乾燥・物流ソリューションなどの全チェーンサービスを提供できる。

　　玉湖コールドチェーンは現在、国内最大のコールドチェーン事業クラスターの建設を進めており、中国の中核物流ハブ都市に10以上の1級取引センターを建設し、主要物流ノード都市に30以上の2級ハブを建設し、多級流通の実体ネットワーク配置を実現し、注文直送、倉庫物流、製品展示と体験、取引とデリバリーなどの全チェーンを統合するとともに、穏健なサプライチェーン金融サービスをセットにして、物流、商流、情報流、資金流を通じさせ、安定かつ安全でトレーサビリティのある越境コールドチェーン製品サプライチェーンシステムを構築する計画だ。

　　粤港澳大湾区市場を深耕する

　　業界の新品質生産力のアップグレードを支援

　　玉湖コールドチェーン（広州）取引センターのグランドオープンは、華南地区のコールドチェーン物流業界に新たなページを開いただけでなく、ベイエリアがコールドチェーン物流の質の高い発展の生き生きとした実践を深く推進し、国の新品質生産力を発展させるマクロ政策の方向性にぴったりと合致し、国のコールドチェーン産業の短所を効果的に補った。革新的なビジネスモデルにより、同センターは国内外のコールドチェーン物流ネットワークの融合に成功し、世界のコールドチェーン食品が原産地から消費者の食卓に迅速かつ安全に届くようにしている。

　　中国モノ聯コールドチェーン委員会の秦玉鳴秘書長は、玉湖コールドチェーンが国際標準の制定を主導し、参加する面での積極的な実践を高く評価した。「玉湖コールドチェーン（広州）取引センターは当社の全国のコールドチェーン冷凍品取引市場に対して積極的な牽引作用を生み出し、業界全体のより効率的でスマート化された方向への発展を推進し、このシステムの建設に新たな原動力を注ぎ込んだ。国内で顕著なベンチマーク的意義を持つだけでなく、世界のコールドチェーン物流システムにおいても重要な模範的役割を持つ」。

　　香港玉湖集団董事局の黄向墨主席は、「高基準・大容量・全チェーンのコールドチェーン食品取引センターを設立し、大規模なコールドチェーン産業クラスターを形成することで、大湾区の輻射・牽引力を高め、高品質食品の安定供給を確保し、大湾区により高品質な生活の保障を持続的に創出したい」と述べた。

　　玉湖コールドチェーンはトップの全サプライチェーンプラットフォームの構築に力を入れており、このプラットフォームは花都区の現代農業と食品産業クラスターを発展させる重要なルートにぴったり合っているだけでなく、農業の新品質生産力を育成する内在的な需要と粤港澳大湾区都市型消費市場の需要を満たしている。その専門的なコールドチェーンサービスは農産物の品質と食品の安全を効果的に保障し、農産物の効率的な流通と市場化を促進し、「百千万プロジェクト」に新たな活力を注入している。

　　同時に、玉湖コールドチェーンの優位性は一二三産業の融合と産業チェーンの効率的な連結を深く促進し、産業集積とチェーン強化を推進し、国内外の双循環経済に新たな原動力を注入し、花都区の「農食融合」の現代農業と食品産業の発展にも重要な支持を提供し、区域経済と民生利益の向上をさらに後押しした。